色の効果

色が私たちの心や体にもたらしてくれる効果を理解すると、心身をコントロールするためのヒントをつかむことができます。ここでは色の心理的効果と、風水における色と方位の関係について解説していきます。​

赤色の心理的効果

短期的な集中力を高めたり、やる気をアップさせたい時に取り入れると効果的な赤色。身につけたり、見ているだけで気持ちが高揚して、前に向かって進んでいく力が湧いてきます。やる気がでない時や、何かをやり遂げたい、何かをはじめたい時に取り入れてみましょう。食欲を増進させたり、購買意欲を高める効果もあります。赤色は「地」の色でもあり、浮ついた気持ちで落ち着かない時や地に足を着けたい時、現実を見据えて生活したい時に取り入れると効果的です。

オレンジ色の心理的効果

橙色は、大衆的に親しみやすく楽しいイメージを持つため、人が集まる学校やカフェのテーマカラーとして使用されることが多い色です。また、ぬくもりのある温かみや、元気で明るいイメージを与えるます。前向きな気持ちになったり、向上心を高めたい時に取り入れると効果的です。オレンジやみかんなどの柑橘系の果物に多い色なので、ビタミンを想像させるので健康的なイメージもあります。

黄色の心理的効果

黄色は、華やかで楽しい気分にさせてくれる色。また、淡いパステル調の黄色は、ひよこなどからも連想される様に、幼くてかわいらしいイメージを与えます。その他、集中力や記憶力、判断力を高める効果もあります。仕事や勉強などで成果を出したい時は、部屋の壁を黄色くしたり黄色の置物やカーテンなどのインテリアを取り入れると効果的です。

黄緑色の心理的効果

春の新芽や若葉を想像させる黄緑色は、何か新しいことをスタートさせるワクワク感やフレッシュな気持ちを想像させます。子供の持っている柔軟な思考を取り戻したい時、気分をリフレッシュしたい時に最適です。また、心身をリラックスさせて安眠を誘う効果も。いつまでも若々しい気持ちと健康な身体を保ちたい方や健康運をアップさせたい方にもおすすめの色です。

緑色の心理的効果

緑は自然の植物をイメージさせる色です。見ているだけで木や森、草原の風景や自然の香りを思い出させてくれ、心と身体をリラックスさせてくれます。家事や仕事などで疲れた時や、穏やかな気持ちで過ごしたい時に。また、目の疲れを取るのにも効果的な色です。ファッションに取り入れる際は、少し明るめで優しい印象の緑を使うことで、優しくさわやかな印象に。

水色の心理的効果

水色は空や海など開放感があるイメージの色なので、自分の心をオープンにして自由な表現をしたり、コミュニケーションをしたい時に取り入れると効果的です。インスピレーションを得たい時時におすすめです。また、イライラ感や怒りを鎮め、気持ちを静かに落ち着かせることができます。南国の透き通った海を想像することで、開放感とリラックス感を得られることができます。

青色の心理的効果

青色には心を静め、頭脳を活性化し思考能力を高める効果があります。冷静に物事を考えたい時、仕事や学問など、集中力をアップさせたい時にインテリアなどに取り入れると効果的です。心を穏やかにしてくれる効果もあるので、円満な人間関係を気づきたい時にも有効です。また、ファッションに青色を取り入れることで、フレッシュさ、礼儀正しさ、知的で誠実なイメージを与えることができます。信頼を得るためにビジネスシーンなどで身につけると効果的です。

紫色の心理的効果

紫色の染料が貴重だったことから、日本に限らず世界的にも古くから高貴な色として扱われてきた色です。そのため、古代より格式が高く高級なイメージを持っています。紫色は、気分を落ち着かせてリラックスさせる効果もあります。ベッドルームのインテリアに取り入れると、眠気を誘い安眠へと導いてくれます。一方で、不安を感じている時や精神的に不安定な時に使ってしまうと余計に落ち込んだり孤独感を感じてしまうことがあります。

赤紫色の心理的効果

虹色の赤と紫の間に赤紫色を入れると、色の色相環を完成させることから、「完全」や「完璧」を表す色としての意味を持っています。赤紫色は気配りや愛を表すポジティブなイメージと、犠牲や支配を表すネガティブなイメージの二面性を持っています。高い感受性を表す紫色の要素も含んでいるので、感性豊かな個性的なイメージを与える効果もあります。

ピンク色の心理的効果

ピンク色は、見ているだけで優しい気持ちにしてくれる色。お母さんの愛情に包まれているイメージを連想させ、心を癒やしてくれる効果があります。優しい気持ちがあふれだして、幸福感でいっぱいにしてくれるので、恋愛をしたい時や愛されたいと思った時に使うと効果的な色です。また、女性ホルモンの分泌を促進してくれる効果もあります。少女のような可愛らしさや女性らしさを引き出してくれるだけでなく、女性特有の生理不順などのトラブルの緩和にも役立ちます。

ベージュ色の心理的効果

ベージュ色は、身の回りに自然と存在している色なので、あまり注目したり関心を与える色ではありませんが、様々なイメージを与えている色の一つです。ファッションで取り入れると、落ち着いた大人っぽい印象を与え、着ている本人が穏やかな気持ちになれるだけでなく、相手にも安心感を与えることができます。インテリアにベージュを使うと、同じ様に安心感や落ち着いた雰囲気の空間をつくることができます。

茶色の心理的効果

大地をイメージさせる茶色は、地面にしっかりと根を下ろした木のように、安定を表現しています。どっしりと構えたゆるがないイメージを与えることができます。他の色と馴染みやすく、飽きにくい色でもあるのでインテリアには取り入れやすい色です。また、土は様々な植物が芽を出し、成長して果実をつけるために必要不可欠なものなので豊かさも象徴しています。茶色が気になりだした時は、安定や安心感が欲しいと感じている時。現実をしっかり見つめている時でもあります。

銀色の心理的効果

銀色は、高級感がありながらも上品でシックな印象を与えます。また、軽やかで女性的な洗練されたイメージも持っています。視覚的には落ち着いた色なので、心を穏やかにしてくれ気分を落ち着かせてくれるリラックス効果もあります。インテリアに取り入れることで、スマートでスタイリッシュな空間を演出することができます。清潔感を出してくれる色なので、キッチン周りなどの水回りに使用すると効果的です。

金色の心理的効果

金色は古代より王様などの権力者が使用していた色で、豊かさの象徴を表現しています。また、貴重で高価な資源でもあるため、金色が使用されているものは特別な存在という印象を与えます。インテリアに取り入れると高級感のある豪華な雰囲気の空間を演出することができますが、金色はずっと見ていると視覚的に疲れやすい色なので注意が必要です。金色は最小限に取り入れて、白や黒など他の色と合わせて使うことで、金色の美しさを長期的に楽しむことができます。

白色の心理的効果

白色は、色がついていない真っさらな状態を表す色なので、新しく清潔感があるイメージを与えます。何か新しいことを始める時に、真っ白のファッションを身につけると、気持ちの面でも真っさらの状態で挑むことができます。また、気分を変えてリフレッシュしたい時にも役立ちます。白色のファッションは清潔感があり純粋なイメージを与えるだけでなく、強い意思を持っていることも表しています。これから自分の意思を強く持ちたいという方にも、ファッションに取り入れると効果的な色です。インテリアに白色を使用すると、実際の広さよりも奥行きがあって広く見せることができます。また、照明をつけなくても明るく、清潔感のある空間を演出することができます。

黒色の心理的効果

黒色は、高級感を出すために商品や宣伝広告のテーマカラーとしてよく使用されています。全身黒色のファッションは、相手に近寄りがたく威圧感を与えますが、クールで都会的なイメージも与えます。また、引き締め効果があるのでスリムに見せたい時に効果的です。インテリアでは、黒色をどれ位の割合でどんな使い方にすかによって印象が大きく変わってきます。モノトーンやアクセントカラーにビビッドなカラーと組み合わせることでモダンな印象に、シルバーと合わせることでスタイリッシュな雰囲気を演出することができます。

色と方位

古代中国の「陰陽五行説」に基づいた風水の思想では、八つの方位の持つ「気」を表す色と、「気」のはたらきを助ける相性の良い色があると考えられています。

 

「北」

貯金・財産運を左右する

方位が持つ色は水色、黒。水の気が強く冷えやすい方位です。レイアウトするインテリアは暖かみを感じられる色をオススメします。相性の良い色は「ピンク」「アイボリー」、男性の方や可愛い色みが苦手な女性は「緑」を取り入れてみましょう。事業不振、仕事運低下、家族内のトラブルや人間関係、健康運が悪い場合は、この方位が凶相になっていないか、確認してみましょう。空間が汚れるとよくないので、こまめに掃除をして清潔に保てるよう心がけてください。

「北東」

厄よけや健康運を左右する

方位が持つ色は黄色、ブラウン。土の気を持ち、高い山を象徴する方位です。天候が変わりやすい特徴があり、この方位が凶相になっていると悪いことが起こりやすくなります。また、不衛生な状態は良くないので衛生状態に気をつけましょう。インテリアは背の高いものがオススメで、相性の良い色は「白」「赤(ポイント使い)」です。

「東」

活気や仕事運を左右する

方位が持つ色は深緑、深い青。木の気を持ち、朝日が昇る方位です。発展や成長をつかさどるパワーを補給することができます。木の気は、音や情報との相性が良いので、音楽やインターネットの仕事などしている方はこの方位を大切にしていきましょう。部屋をコーディネートする場合、この方位にテレビや情報機器を置くと気のめぐりが向上するのでオススメです。相性の良い色は「青」「水色」で、木を育てる水の気を持つアイテムと相性が良いです。

「南東」

人間関係や恋愛運を左右する

方位が持つ色は明るい緑。木の気を持ち、結婚、出会い、人間関係を取り持つ力がある方位です。良縁をはじめ、すべての運の引き寄せに関連していて、それらを発展させます。恋愛など人の縁全般に影響を及ぼす方位は、何の部屋に使っても無難ですが、この方位に部屋が欠けていると、トラブルが多くなります。人間関係や、子供の結婚運に影響が出ていないかどうか、チェックしてみましょう。若い女性が家族にいる場合、花柄の入ったカーテンなどを取り入れるとオススメです。相性の良い色は「黄緑」「オレンジ」です。水回りをこの方位に配置しても凶作用が出ないため、最適な場所ともいえます。

「南」

才能や美容を左右する

方位が持つ色は赤、紫。火の気を持ち、美意識・芸術・インスピレーション・教育・社交性に強力な働きをします。相性の良い色は「黄緑」です。悪い気を燃やす方位でもあるので、火を燃やすための木の気を持つインテリアがオススメです。ただし、水の気を持つアイテムとは相性が悪いので、置かないようにしましょう。「人気」「名誉」「出世」に影響するので、営業や接客の仕事や人前にでるような方は大切にするべき方位です。

「南西」

健康運や家庭運を左右する

方位が持つ色は黄色、ブラウン。土の気を持ち、低い大地や畑を象徴する方位です。北東も土の気でしたが、南西は土の気は最も強く表れており、低い土地をあらわします。家族仲が悪い、家族が問題を抱えているという方は、この方位が凶相になっていないかどうか、一度確かめてみてください。南西を吉相として良く保つことができれば、家庭円満や財産や不動産を守る効果があらわれます。五行の土の気を持つ置物や、インテリアを置くと運気アップに効果的です。この方位は地面から近い方がエネルギーを感じやすくなるため、二階より一階の方が影響は大きくなります。家具についても背の低いものでまとめる方が運気の向上に結びつきやすいです。相性の良い色は「若草色」「ライトイエロー」で、和風やアジアンスタイルのインテリアと相性が良いです。

「西」

金運を左右する

方位が持つ色は白、銀、金。金の気を持ち、金運に最も影響を与える方位です。西が吉相の場合は、商売繁盛、金運、人間関係や家庭が円満になります。威勢の問題、金銭トラブル、親戚がらみの問題が続出しているなど問題がある場合、この方位が凶相になっていないかどうか、チェックしてみてください。宝くじなどで金運アップしたい場合は、水晶を置くことをオススメします。相性の良い色は、恋愛運アップなら「ピンク」、金運アップなら「イエロー」です。インテリアは黄色を意識的に使っていくと運気が良くなってきます。陰である水の気を持つ「ブラック」はNGな色です。西は金運だけじゃなく人間関係にかかわってくるため最重要ポイントです。これから風水を始めるのであれば、最初に西の方位を改善していくといいでしょう。金運に加えて、人付き合いや恋愛運もアップさせてくれる方位です。

「北西」

神仏や聖域を左右する

方位が持つ色は白、銀、グレー。かつて主人の方位と呼ばれていた金の方位です。一家の主の権威は大きいため、一家の主の運気が下がると同時に家族全員に影響します。「出世運」「勝負運」のカギを握っているこの方位が吉相だと、仕事で良い指導者や上司に恵まれます。金運やステータスアップに繋がるので、意識して大切にしたい方も多いのではないでしょうか。相性の良い色は「ベージュ」「クリーム色」「淡いピンク」です。クオリティの高いインテリアと相性が良く「ドット柄」「ストライプ柄」はオススメです。

 

参考

“色辞典”. カラーセラピー.com. https://www.aftschool.com/irojitenn/, (参照 2019-01-28)

 

“【永久保存版】風水では方角別に相性の良い色がある!?インテリアに役立つノウハウもご紹介!”. ラッキーショップ.  https://www.lucky-shop.jp/contents/fusui/1415, (参照 2019-01-28)

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